砂浜に打ち上げられたクジラの口から溢れる大量のゴミ…衝撃的な光景から知る海洋ゴミ問題の深刻さ

杨大凯 2021/04/19 告発 コメント

打ち上げられたクジラの口の中から、大量のゴミが…!海洋ゴミ問題の深刻さを痛感する衝撃の光景が話題となっています。フィリピン・カビテ州にあるリゾートビーチ。そこに突如姿を現したのは、全長3メートルにも及ぶ巨大なクジラの死骸。その開かれた口からは大量のゴミが溢れ、砂浜にまで飛び散っています。実際の画像をまずはご覧ください。

衝撃的な光景ですが、よく見ればわかる通り、このクジラは本物ではありません。「ある目的」のために作られたオブジェなのです。少しホッとされた方も多いと思いますが、海洋問題の深刻さを伝える目的で、このオブジェは作られたのです。環境保護NGO団体グリーンピース。彼らはプラスチックごみが引き起こす海洋汚染について世界に訴えるため、考えて辿り着いたのが、この作品展示という斬新な方法。昨年ヨーロッパで発見された、30頭のクジラの死体から着想したといいます。別の写真もご覧ください。

オブジェは全長約2.2×3メートルと、かなり巨大。ビニール袋でできた腹部から飛び出た生々しくリアルな内臓は、ペットボトルやプラスチック容器、シャンプーやリンスの試供品の袋など形を残したままで使って表現しています。口から溢れるおびただしい量のゴミも、すべて海から出てきたもの。

世界中の海には2億5000万トンものプラスチックのゴミがあるといわれており、その6割はフィリピン、中国、タイ、インドネシア、ベトナムで排出しているとされています。フィリピンにてこのようなオブジェが発表されたのは、プラスチックによる海洋汚染の深刻さを世界中の人に届けるためでもあるのです。オブジェは公開されるや、多くの人が本物のクジラと見紛い、SNS上では驚きの声と熱い議論を巻き起こしています。また署名運動も活発となり、オブジェ公開後一日でそれまでの10倍以上の署名を集めたそうです。

我々が何気なく捨てているゴミが、海を汚し、生き物に影響を与えている、その重大さ。今回の巨大なクジラのオブジェを通じて、海洋ゴミ問題の深刻さを改めて考えさせられます。

引用元:https://cadot.jp/topics/45698.html,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]

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